ナガレダスオンガク

「え〜と〜…俺がここまで隠さず話しているのにまだお前も話さないのか?」


真っ赤な顔の亮が私を見る…


思わず目を逸らしたくなるほど、まっすぐで綺麗な瞳だった…


「わ、わたし…」


あまりうまく声が出ない…


相当動揺してるんだな…

自分でもそう思う…


「私も…好き…」


へ?そっち!?


いや違うでしょ!?自分!


メールのことを言うんじゃなかったの!?


なんか自分で言っといて、自分で焦ってる私…なんか変なやつだと自分でも思う


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