ナガレダスオンガク

「あぁ…ごめんごめん」

静かな口調にした千恵は意外とおとなしかった…


てか極端過ぎだって…

「あぁ、そういえば青木」

となりにいた走が私に声を掛ける

なんだろう…やけに真剣…??

いやいつもの真剣だけどさ…


「ん?なに??」

「お前、もう退院していいんだってさ」

へ??もう??

「検査は終わって異常なしだから退院してもいいってよ」

隣にいた田辺が詳しく事情を説明してくれた


へぇ~もう退院していいんだぁ


「じゃぁ退院しよ」

そう言って私は退院する準備を始めた





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