ナガレダスオンガク
「夏祭りに行くの!?」
私は目をキラキラさせながら千恵たちに尋ねた
「うん、詩織が行く元気があるならどうかな?と思って」
「絶対行きたい!!」
夏祭りなんて何年ぶりだろう…
しかも友達と行くなんて…
私の頭の中には夏祭りしか頭になかった
「よほどうれしいんだろうねぇ~」
亮がポツリとつぶやく
「詩織、いつもとキャラ違うね」
千恵もそうつぶやく
「てかあれ詩織か??」
「走…間違いなく詩織だ…」
走の疑問に田辺が答える
私の頭の中は夏祭りだけでそんな会話は何一つ聞こえてなかった…