ナガレダスオンガク
「なぁ~詩織~俺にもちょうだい~」
亮は口開けてわたあめがほしいと言い出した
私はにやりと笑って、亮の大口に大量のわたあめをつっこんだ
亮は苦しそうにわたあめを食べ
「殺す気か!」
と膨れた
私はそれを見て、自然に笑みがこぼれ出た
あぁ~楽しいなぁ…
こんな時間がいつまでも続けばいいなぁ…
あと三日…
神様…本当にあなたがいるのならこの時間を永遠にしてください
私はそう祈った…
永遠なんて…
ありもしないのに…