ナガレダスオンガク
俺は多分詩織のことが好きだろう…
多分…
だから亮が助けに行くときも手伝った
前から気になっていたから…
彼女も作ろうと思えば出来たが…
中途半端になるのでずっと作らないでいた
しかも最近の行動を見ている内に詩織が亮を…亮が詩織を、というのがわかってきて俺はすこしショックを受けていた
はぁ〜…なんだろうねぇ〜、この虚しさ…
近くにいた田辺も俺の心境に気付いたのか
肩にポンと手を置き
「元気出せ」
と言ってくれた
ありがたいことだ
待ち合わせまであと4時間前の事だ…