ナガレダスオンガク
「さて、明日は原っぱに行こう!」
亮が宿に戻った瞬間に騒ぎはじめた
「亮!うるさい!!」
私は亮にビシ!!と注意する
亮はこっちを見て…
「詩織の方がうるさい」
と舌をベーと出し、抗議する
ガキか!!
私はそう思ったけど、ここで言い返すと私もガキだからおとなしくにらみつけた
「お前はガキか」
走がひんやりした口調でいった
よほど痛い言葉だったのか亮は言葉に詰まって黙ってしまった…
「さて、寝ましょう」
千恵はよほど疲れたのか、さっさと部屋に戻ってしまった
「俺たちも寝るか」
亮たち三人もさっさと部屋に戻ってしまった
私も戻るか…
後味の悪い祭りだったけど途中までは楽しかったなぁ…
そう思いながら私は部屋に戻り、床に着いた