ナガレダスオンガク

「危ない!!」


外を見た瞬間私はそう叫んだ


目の前にある電柱が倒れてきそうだったから…


車はキキィー!!と音を立て、ストップした



「あ…危ない…」


亮が思わず、そうつぶやいた…


電柱は道路を閉鎖するように行く手をふさいでいた…



「仕方ない…歩いていくか…」


走がそうつぶやいた…


「幸い近くまで来たし、ここからは歩いていくしかない…」


田辺もそう判断したようだ…




私たちは車から降り、歩いて向かうことにした…




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