特別課外刑事部 -五人の刑事-
序章 特別課外刑事部
ここは【新・日本国】この国には、ある組織が存在していた。
その名を【特別課外刑事部長】名前が長いので略して【特課部】名前に‘刑事’と書かれているけれど、特課部のメンバーは警察学校で訓練を受け無事に卒業を果たした刑事ではない。
簡単に言えば一般庶民と同じようなもの。でも警察組織の中でも特課部は、まさに異例なほど特別だった。
刑事は課に分かれ罪を犯した人間を相手にしているけれど特課部のメンバーが相手にするのは人間ではない。
ただの刑事では対処をする事が不可能な奴等を相手にする。
我々は【アルカナ】と呼んでいる。
特課部は刑事であるとしても年齢、性別、学歴、地位、その他いろいろ関係なく入れる事ができる。
本来刑事は身長制限があり150センチ以下は刑事にはなれない。恐らく犯人を追う際に体力が無いとか犯人を抑える事ができないから…という理由かもしれないけれど特課部に身長は関係ない。
拳銃を常に装備しているがアルカナに対して攻撃力のある拳銃であるため人間に害は無い。
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