お金持ちなんて大嫌い!
あーあ、私なにやってるんだろう。


目的もなく廊下をトボトボと歩いていると……


「結衣子ちゃん!」


振り向くとそこには綾乃さんがいた。


「結衣子ちゃん、ちょっとだけ話したいんだけどいいかな?」


「え……私ですか?」


綾乃さんはにっこりと微笑んだ。






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