お金持ちなんて大嫌い!
「……は?」
私の目の前には胸元がはだけている明らかに乱れた制服姿の女の子とその女の子に馬乗りになっている男という、なんとも言えない光景。
なんだこれ!?
「ごごご、ごめんなさい」
私は赤面しながら急いでカーテンを閉めた。
いや、待て待て。
私がいけないことしたみたいだけれど、そうじゃなくて向こうがこんな場所でいかがわしいことしてるからじゃないか。
私は……私は悪くない!!
そんなことを考えていると、カーテン越し声が聞こえてくる。
「楓、今日はちょっとやめとくね」
「は?なんで、もう出てったし、いいじゃん」
いや、まだいるってばよ。
ちょっとどうしようコレ。
「ううん。じゃあね」
「お、おい」
ーシャッ
カーテンが開き、乱れたブラウスのぼたんを留めながら飛び出してきた女の子が私を睨みつけながら出て行った。
女の子は先輩だろうか?
うちのクラスではない、大人っぽい、きれい目な感じの。
男の方は顔が見えなかったけど、この声。
なんとなく、聞き覚えがある気がした。
「あのさ」
私の目の前には胸元がはだけている明らかに乱れた制服姿の女の子とその女の子に馬乗りになっている男という、なんとも言えない光景。
なんだこれ!?
「ごごご、ごめんなさい」
私は赤面しながら急いでカーテンを閉めた。
いや、待て待て。
私がいけないことしたみたいだけれど、そうじゃなくて向こうがこんな場所でいかがわしいことしてるからじゃないか。
私は……私は悪くない!!
そんなことを考えていると、カーテン越し声が聞こえてくる。
「楓、今日はちょっとやめとくね」
「は?なんで、もう出てったし、いいじゃん」
いや、まだいるってばよ。
ちょっとどうしようコレ。
「ううん。じゃあね」
「お、おい」
ーシャッ
カーテンが開き、乱れたブラウスのぼたんを留めながら飛び出してきた女の子が私を睨みつけながら出て行った。
女の子は先輩だろうか?
うちのクラスではない、大人っぽい、きれい目な感じの。
男の方は顔が見えなかったけど、この声。
なんとなく、聞き覚えがある気がした。
「あのさ」