お金持ちなんて大嫌い!
「お待たせしましたー」


そう言って、私の前に出されたハンバーグ!


ハンバーグが大好物な私。

それにしてもこの肉厚な感じ。

国産のすごいいいお肉使ってそうな感じの。


お上品にもナイフて切り、フォークで一口分恐る恐る口に運ぶ。


「何これ…めっちゃ美味しい」


こんなに美味しいハンバーグ生まれて初めて食べたかもしれない。


それと同時に毎日こんな豪勢なものを食べれる金持ち軍団ってという嫉妬みたいな感情もこみ上げてきたけれど。


それでも、口の中でとろけるそれに私は酔いしれていた。


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