お金持ちなんて大嫌い!
翌日、土曜日。
「いらっしゃいませ〜」
私は近所のコンビニでレジに立っていた。
桐谷の……昨日の何だったんだろ。
ま、やつの気まぐれかな。
ほんと、めんどくさいやつ。
そんなことをぼんやりと考えていると、
レジの前に長方形の箱が目に飛び込んできた。
それは一件お菓子かと思ってしまうようなパッケージなのだが、もちろんそうではない。
隣のレジは男の人なのにどうしてわざわざ女の私のレジで会計をしようとするのだろうか。
「お印でよろしいですか?」
「箱いらないんで出してもらっていいですか?」
は?この人何言ってんの?
そう思って顔をあげると。
「よぉ」
「いらっしゃいませ〜」
私は近所のコンビニでレジに立っていた。
桐谷の……昨日の何だったんだろ。
ま、やつの気まぐれかな。
ほんと、めんどくさいやつ。
そんなことをぼんやりと考えていると、
レジの前に長方形の箱が目に飛び込んできた。
それは一件お菓子かと思ってしまうようなパッケージなのだが、もちろんそうではない。
隣のレジは男の人なのにどうしてわざわざ女の私のレジで会計をしようとするのだろうか。
「お印でよろしいですか?」
「箱いらないんで出してもらっていいですか?」
は?この人何言ってんの?
そう思って顔をあげると。
「よぉ」