お金持ちなんて大嫌い!
あのまま行くとヤツは本気であの店ごと買い取ってしまいそうだったから、私は何とか店長に頭を下げ、シフトを変更してもらったのだ。


「必要だろ?」


「し、知らないっ」


「あれ、いらないの?」


「いらないし」


「あっ、お前って生派なんだ」


そういう事じゃなくてー!!!!


私は桐谷を睨むと桐谷はケラケラ笑ってた。


ほんとに、ムカつくんですけど。


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