夢 ~愛する事を教えてくれた貴方へ~
*この気持ちは・・・?
あたしは・・・
電柱の影から、奴を待ち伏せしてやった!
そして、決まり台詞を言った。
成松は・・・鼻で笑いやがった・・・。
ちくしょッ!!
心の中で叫びながら歩く。
『それにしても暑いッ!
暑いッ!ららら~』
横目で成松を見ると、
あたしを変な物でも見るかの様な目であたしを見ていた。
『おいッ!
そんな目で見るなッ!』
「・・・変な奴・・・」
一瞬だったやけど、成松が笑った。
『ぶへ、お前、今笑った~。』
成松の頬を突きながら言う。
「なッなんだよッ!るせぇッ」
成松は顔を真っ赤にしながら、怒っていた。
あたしはハッ。と気付いた様に、
成松の頭を叩いた。
「なんだよ!」
『なんだよってなんだよ!
もうすぐ学校だから、スイッチ入れ替えてやったんだろがッ!
感謝しろ!ば~かッ』
べーッ。と舌を出しながら奴に言った。