真夜中の訪問者

2.変化





『ねぇ。亜理紗!』




ふと気がつくと、講義が終わり、新那ちゃんが話しかけてくれていた。





「ん?何?」




新那ちゃんは呆れた顔で、私を見た。




『あのね~、ちゃんと聞いておいてよ。』




「何の話し?」




『忘れてる。やっぱりどこかのんびりしてるよね。亜理紗って!』




「ごめん!何の話してたの?」




< 123 / 261 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop