真夜中の訪問者

～棗～

『相楽』の血筋に逢える。



この任務自体は嫌いだが、『相楽』の血筋に逢えることが唯一の楽しみ
。



なのに…。




会った相手は、地味で、冴えない少女。




「あなたの命はあと半年です…(笑)」




この言葉から、この少女の人生が180度変わってしまったとは知らずに…。




｢俺の言っていることが理解できないのか？｣





｢お前の意思は分かった。その方法を教えてやるよ。ただ、生きた心地はしないぜ。｣