真夜中の訪問者




『言っただろう。5ヶ月前。寿命は延ばすことができる。ある契約さえしたら…。』




「そんな契約はしたくない。一人で生きるのは寂しすぎる…。」





確かに今まで寂しかったんだ。




でも、一人が当たり前すぎて寂しくはなかったんだ。




もう知ってしまったから…。





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