真夜中の訪問者



そう言われ、ムカッとした俺は、写真と『亜理紗』の顔を見比べ、呟いた。


「折角の料理が台無しだ…。楽しみにしてたのに…。こんなことだったら、奏に任せればよかった…。」



すると、『亜理紗』は、聞いてきた。


『聞いてるの?さっさと帰ってください!』



俺は口調を変えて、言い返した。


「おぃ、亜理紗、俺様にそんな口の聞き方していいと思ってんの?」



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