真夜中の訪問者



私は必死に抵抗した。



「嫌っ!離して!」



『そんなのも可愛いね~。遊びに行こうよ』



「嫌よ。だから、離して…!」


手を振っているのに、全く動じない。


どうしよう、そう思った時…



『やめなさいよ。』




声のした方を振り返ると女の子が立っていた。









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