真夜中の訪問者

2.友達



その後、自己紹介も程々に、新那ちゃんと雄士くんが家にやって来た。



私の家を見て、二人とも絶句。





築何年かわからないボロアパート。




なんで、私がここに住んでるかわからないって顔をしていた。



その雰囲気を断ち切りたくて言った。




「出せるものはお茶しか無いけど…」






『『お気遣いなく!』』




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