10年前の約束。



でもお兄ちゃんは確か1つ上。

2つ上のこの人は違うか……………。



それから私たちは席替えをした。


「よろしくね、凛音ちゃん。」


「え?」


いつの間にか隣にお兄ちゃんに似た大貴くんが座っていた。


「あ、すみません。

ボーッとしてて…。」


「いいよ。

ってか敬語じゃなくていいよ。」


笑った顔まで似てるなぁ…。



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