大切にしてくれたっていいじゃないか。Ⅲ~更新停止中~



「もしもし?」



「真理奈おはよう。俺、颯。」



電話の相手は颯だった。



いつも聴いてる声とは少し違う、



いつもより近い場所で聞こえる声にドキドキしながら



「おはよう、颯。」



と返した。



「メールくれたから嬉しくて電話した。忙しかったらかけなおすけど。」



「ううん。全然大丈夫だよ。」
< 9 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop