あまのじゃくな私

李依side


ったく〜……香宮となんかあったわね??

ボーっとして!!!

まぁ、それはいつもだけど………


「妃芽!!」


「ぅゃい!!」


「見とれてるわよ。手が動いてない!!」


「ごめんなさい!!」


ｷｭｯｷｭｯ


汚れてるなぁ〜;;


『危ないッ!!!』


ん??あッ!!


「妃芽!!危ない!!!!」


「ふぇ??何が……」


ﾊﾞｼｯ!!!!


「きゃあッ!!!!」


「妃芽!!!!」


「如月……大丈夫か??」


「………あれ??痛く……ない……」


「当たり前でしょ!!
香宮が飛んできて庇ってくれたんだから」


「え………どうもゴ……ゴメンございます」


『…………??』


妃芽………


「言葉になってないわよ??」