布由くんと一緒にいる方法
第3章.*"
「あ、ここじゃね?」
布由くんが指をさしのは甘味屋さん。
「あ~!そうかも!!」
難問かと思いきや
わたしたちのすぐ目の前にあった。
戸を開けると
「ゴールおめでとう~~」
梓が盛大に迎えてくれた。
「あ、はい。うん、抹茶飲みたい」
「仁菜ちゃん」
隼人がわたしを呼んだ
「抹茶は飲んじゃったけど、抹茶チーズケーキ頼んどいたよ」
指の先が示したのは……
「隼人神!ありがとう!!」