神様、どうか。
ランチもそこそこに仕事をこなしていたら、急にスイッチがきれてしまった。
時計を見ると、15時を回ったところ。
休憩でもとるか。
パソコンを使っていた手を止めて、小銭入れを手に所属課のあるフロアの休憩室に設置してある自動販売機へと急ぐ。
給湯室にある、結構本格的なコーヒーメーカーのコーヒーもおいしいけど、疲れたときはいつもこれ。
ブラックの缶コーヒー。
なんだかスッとするんだよね。
小銭入れなのに100円玉がなく、仕方なく500円を入れてボタンを押す。
迷わずアイス。暖房の効いた、少し暑いくらいのオフィスで飲むこの冷たい缶コーヒーが最高の贅沢なんだよ。
って、あれ?
ああ、またか。