俺から離れるな
『あ、俺ら風呂行くからお前も行け』
さっさと下着とパジャマを用意してバッグに入れて女湯に行く。
湯気のたつお風呂にバッシャーンと入る。
『うわああああああ』
ストレス発散がてらに叫ぶ。
もちろん一人の時。
だって今は女子寮は夕飯の時間だから。
頭を洗い、体を洗い、またまたお風呂に入る。
すると……
ガンガンガンガンガンガン
扉を叩く音が。
ひょこっと見てみると……
『はやくしろよっ!ご飯だぞっ!』
えっと……そう、宮瀬くん?
『わ、わかったから待っててっ!』
私はそう言い、宮瀬くんを追い出した。
そして、さっさと着替え、部屋に向かった。