俺から離れるな
桜の木
翌朝


早朝に部屋を抜け出し校庭に行きリフレッシュするため一周することにした。



昨日のことは、なしだ、夢、と考えても、頭の中は宮瀬くんじゃなくて、蓮也のことばかり。




その瞬間


バキッ


私の頭が桜の木の枝にぶつかる


『いったあ』



私の目の前に落ちたのは桜がたくさん咲いた枝。


『あちゃー。とりあいず、持って帰るか』


早く持って帰らないと枯れてしまう!私の頭の中はそれだけになって校庭一周することにしたことも忘れて部屋へ駆け出していた













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