Suiteカルテット
昼休みになって、まだ誰とも話てなかった私はちょっと不安を感じてた。

仮にもお腹痛いって事だったけど、ただの遅刻だと気付いている人もいると思う。

たったの2時間くらいで、友達はまとまっていた。

「外でない!?」

その声に後ろを向くと、薄茶で、肩くらいまでの髪の毛の女の子が立っていた。

「い…いいよ!」

慌てて立ち上がった。

今日は、お弁当がなかったから、休憩時間だった。

私達は外に出た。

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