Suiteカルテット
家に帰って、ケータイを開いてみる。

やっぱり、メールはまだきてない。

って〜これじゃあストーカーかよ!

いちいち、美羽のメールくんの気にするのやめた!!

勉強とかしてみたけど、やっぱりケータイが気になる。

遅いな!まったく。

待っていると、メールがきた。

登録してねメールだった。

俺は、ふとチケットの事を思い出し、誘ってみた。

「彼氏といって。」

彼氏…何度も書くか書かないか迷ったけど、結局書いた。

試すような聞き方になったけど、彼氏がいるか聞きたかっただけ。

「彼氏いないよ。一緒に行かない?」

そのメールを見て、驚いた。

彼氏…としてテーマパークに行く。

ただの仮だけど、嬉しかったんだ。

美羽の事が気になりかけてる…。

俺はすぐに返信した。

「オッケー!詳しい予定はまた考えようぜ。また明日な。」


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