Suiteカルテット

Wデート!?の準備 美羽

「陸!!」

朝、下駄箱の前で一人靴を履き変えてた陸を見つけた。

「あのさ…、いつ行く?今週の土曜日とかどうかな?」

私が聞いた。

「いいよ!そっちのカップルが良ければいつでも。」

「実はね、カップルじゃないの。
カップルって言って行くのは、舞ちゃんなんだけどね……」

「大禅寺??」

私は、舞ちゃんの事を話した。
カップルとしてくる、隆也は舞ちゃんの事を友達と思っている。

許婚だった。

でも、舞ちゃんは好きだと。


陸なら信用できたんだ。

「分かった。俺も大禅寺の恋が実るように応援するよ。」

陸は笑ってそう言った。

「うん。ありがとう。」

最高の日にしたい。

舞ちゃんの思い出に残るような。
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