甘々王子と黒王子
本当の秘密
卒業
「るーちゃん〜」
冬が終わり、もうそろそろ春になる。
が、
「先輩と一緒にいられない〜」
卒業式
が迫っているのだ。
先輩卒業しちゃう〜
「るーちゃん
どうにかして〜」
「無理〜できるわけないじゃん〜」
「でも〜」
「うるさい〜
静かにして〜」
「はぁい……」
るーちゃんから殺気を感じる……
「何でるーがイライラしてるの?」
「アレの日」
「ああ」
委員長『アレ』で分かるんだ。
すごいね。
「……女子だから」
「けどそんなイライラする?」
「……する。
あんたはしないの?」
「最近来てないんだよね〜
遅れてるっぽい。二十日くらい?」
「え?それって……」
いきなり考えこんでしまった委員長。
「委員長?」
「……恵、それってまさか
………………じゃない?」
へ?
いや
「ないでしょ」
あり得ない
と思う。
うん。
冬が終わり、もうそろそろ春になる。
が、
「先輩と一緒にいられない〜」
卒業式
が迫っているのだ。
先輩卒業しちゃう〜
「るーちゃん
どうにかして〜」
「無理〜できるわけないじゃん〜」
「でも〜」
「うるさい〜
静かにして〜」
「はぁい……」
るーちゃんから殺気を感じる……
「何でるーがイライラしてるの?」
「アレの日」
「ああ」
委員長『アレ』で分かるんだ。
すごいね。
「……女子だから」
「けどそんなイライラする?」
「……する。
あんたはしないの?」
「最近来てないんだよね〜
遅れてるっぽい。二十日くらい?」
「え?それって……」
いきなり考えこんでしまった委員長。
「委員長?」
「……恵、それってまさか
………………じゃない?」
へ?
いや
「ないでしょ」
あり得ない
と思う。
うん。