君が教えてくれたこと


そして私たちは公園にあったベンチに腰掛けた

すると菅田晴輝は1度深呼吸をしてから私の方に向き直った。

「伊原さん!俺と友達になってください!」

と大きな声で言いながら右手を出してきた。

人に握手を求めるような手を。

「友達…?私と?どうして?」

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