【⑤おまけ】オオカミさんの新婚事情 上司とイキナリ結婚したら。
第1話 君を大事にしたいから
『君を大事にしたいから…』
新幹線で新居に着いて最初の日の夜、彼は言った。
『式が終わるまで…そういうのはナシにしような?』
バッチリ勝負下着で、準備万端だった私は“あれれ?”と拍子抜けしたものだった
以降。
彼は、ダブルのベッドに一緒に入って、私が眠るまでずっと頭を撫でていてくれる。
「オオカミさん…」
「何だい?」
キラキラ笑顔で見下ろす彼に、お腹の奥がきゅんとなって、
「オオカミさんっ」
思わず彼の胸に、頭をグリグリ擦り寄せてしまう。
「バカっ、止せよ」
彼は照れて慌てて私から離れる。
「…ホラ、もう寝なさい」
額に口づけ。
「はぁい…」
赤野燈子。
もとい、大神燈子。
シアワセ真っ只中___
新幹線で新居に着いて最初の日の夜、彼は言った。
『式が終わるまで…そういうのはナシにしような?』
バッチリ勝負下着で、準備万端だった私は“あれれ?”と拍子抜けしたものだった
以降。
彼は、ダブルのベッドに一緒に入って、私が眠るまでずっと頭を撫でていてくれる。
「オオカミさん…」
「何だい?」
キラキラ笑顔で見下ろす彼に、お腹の奥がきゅんとなって、
「オオカミさんっ」
思わず彼の胸に、頭をグリグリ擦り寄せてしまう。
「バカっ、止せよ」
彼は照れて慌てて私から離れる。
「…ホラ、もう寝なさい」
額に口づけ。
「はぁい…」
赤野燈子。
もとい、大神燈子。
シアワセ真っ只中___
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