【⑤おまけ】オオカミさんの新婚事情 上司とイキナリ結婚したら。
その後は、教会の近くにある外資系ホテルでの披露宴に皆で向かった。
私達の記念であることはモチロンだが。
出世に意欲のある彼の場合、披露宴は顔と名前を覚えてもらう機会(チャンス)という側面もある。
オオカミさんは、取引先や会社の重役、銀行役員など来賓客への挨拶に忙しい。
それとは一線を画し、私は次々と訪れる杯を受け、時には祝福の列に紛れ、武器を隠し持った闖入者の攻撃を避けながら、懐かしい友人達との時間を楽しんでいた。
そして…
「やあ、トーコちゃん」
「熊野さん!」
熊野さんはオオカミさんの同期で、職場の先輩。
たった2か月間だったけど、私が直近で付き合ったヒトで…
最終的には、オオカミさんと私のキューピッドとなってくれたヒトでもある。
話は尽きない。
私は時を忘れて話し込んでいた。
と、熊野さんは驚くべき告解をした。
「実はな…会社、変わろうと思ってる」
私達の記念であることはモチロンだが。
出世に意欲のある彼の場合、披露宴は顔と名前を覚えてもらう機会(チャンス)という側面もある。
オオカミさんは、取引先や会社の重役、銀行役員など来賓客への挨拶に忙しい。
それとは一線を画し、私は次々と訪れる杯を受け、時には祝福の列に紛れ、武器を隠し持った闖入者の攻撃を避けながら、懐かしい友人達との時間を楽しんでいた。
そして…
「やあ、トーコちゃん」
「熊野さん!」
熊野さんはオオカミさんの同期で、職場の先輩。
たった2か月間だったけど、私が直近で付き合ったヒトで…
最終的には、オオカミさんと私のキューピッドとなってくれたヒトでもある。
話は尽きない。
私は時を忘れて話し込んでいた。
と、熊野さんは驚くべき告解をした。
「実はな…会社、変わろうと思ってる」