《完結》ねえ、私の事好き?

てことは…

二人きり…!!

本来なら喜ぶところだが、実はデートで二人きりになったことがないのだ。

緊張しまくりじゃん…!!

「なー、あの観覧車乗ってみない?」

窓から見えた観覧車を指さし彼は笑う。

…楽しそう!!

「うん!乗ろー!」


この時私は気付いていなかった。

むしろ乗ってから気づいてしまった。


「それでは、ごゆっくりー♪」

観覧車って



個室じゃん!!!!



しばらく無言が続く私達。

どうやら彼も気づいてしまったらしい。
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