生きる。~番外編~
そして翌日
「じゃあ行ってくるな。
22時頃には帰るから。」
「うん、行ってらっしゃい。」
18時、湊が出掛けた。
私は今日は実家へ行く。
一人でご飯って寂しいしね。
「お迎えにあがりました。」
片桐さんは誕生日にあげたカフスボタンを
毎日つけてくれている。
しばらくして実家へついた。
「じゃあ帰りは兄に送ってもらうから。
今日はもう休んでね。お疲れさま。」
呼ぶとしても新井さんを呼ぶけどさ。
「ただいまー。」
「おかえり!!」
「一輝……相変わらずうるさいね…。」
晴輝は結婚してこの家を出た。
一輝も婚約者がいてもう少しで籍を入れるのだ。