生きる。~番外編~
ん?
まだなにか入ってる…。
私は封筒から小さな封筒を取り出した。
手紙?
湊から?
私はとりあえず中を出して、読んでみた。
"由茉へ"
うん、湊の字。
"俺らが付き合って8年半、
俺がプロポーズをしてから7年と2ヶ月。
長い間待たせてごめんな。
俺と知り合ってから俺と毎日一緒にいてくれてありがとな。
前も言ったけど、俺は由茉と出会ってすぐ
由茉に惚れたよ。
美波とは違う感情を由茉に抱いた。
俺がこんなこと言ったらきもいかもだけど
運命の相手だったのかもな、由茉が。
今まですごい迷惑もかけたけど
これからは今まで以上に由茉を守ってくから
死ぬまで、由茉のそばにいたいから
俺と結婚しよう。拒否権はねーけど。
強さとか大人さとかはまだ一輝さん
越えられねーけど
由茉を大事に想う気持ちは負けないから
俺が帰ったら由茉を俺にちょうだい。
正真正銘、俺のものにするから。
だから浮気しないで大人しく待ってろよ?
湊"