生きる。~番外編~
晴輝は最近家を建てて
すごくご近所さんになったのだ。
往復しても30分はかからない。
急いで支度しなきゃ!
私はダッシュで着替えて化粧をした。
ピンポーン…
ふぅ、間に合った。
モニターを見るとやはり一輝と晴輝。
「支度出来たから私が降りるね。」
私は二人にそういい、下へ降りた。
「ごめん、お待たせー。」
片桐さんや新井さんなしで出掛けるのは
本当にひさしぶりだ。
「晴輝、瑠美さんは?」
瑠美さんは晴輝のお嫁さん。
「英梨連れて買い物行った。」
英梨ちゃんは晴輝の一人娘。
もう2歳なんだ。
「私も英梨ちゃんと買い物いきたい~。」
「伝えとくわ。」
「で、どこ行くか~。」
車にのって一輝が聞いてきた。
「ね、爽のとこ行きたい。
バッグほしいんだ~。」
「了解。」