光を嫌うお姫様
光から逃げる少女


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光の溢れる街、



雨が降る中私はひたすら走る



雨が私を刺激する



まるで私を責め立てるように



私は逃げる,逃げて逃げて逃げて



足を止めた…私は何から逃げてる?



誰が私なんか見てくれる?



誰が私なんかにかまう?



あぁ、なんでこんな



大切なこと忘れてたのだろう



私の事なんて誰も見ていない



私はこの世に必要な人間なんかじゃない




私は辛すぎる現実から逃げてきた



輝く街が光が全てが自分と不釣り合いだ




私の居場所はどこにも、ないんだ




その瞬間私の瞼は光を否定するように






閉じられ私の意識は途絶えた






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