光を嫌うお姫様
< 瑠暉亜 -Rukia




目が覚めて見えたのは




真っ白な天井、




ここは、どこ?




…ガチャッ…




部屋のドアが開き男女2人が




入ってきた




「!、おぉー起きたか」




「よかったわー…あー安心して




何もしないわ、ただ倒れてた




あんた助けただけ、




感謝してほしーくらいよね」




…そうだ、私は光から逃げたくて




ううん、『あの人、あの現実』


から逃げたくて、それで…




意識を失ったんだ




別に、あのまま放っておいてくれて




良かった、放っておいて欲しかった




でも、助けてくれたのには変わりない




「ありが、とうございます」









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