真っ直ぐに

優奈はたまにバイト先へ着いてくる。

きっと心細くなる事があるんだと思う。

『いいよ!』

私がそう答えると優奈は笑顔で靴を履き始めた。

だけど優奈が着いてくると優平は1人になる。

『優平、1人で大丈夫?』

優平に声をかけると

『うん!』

と答えたので私たちは家を出た。

< 35 / 48 >

この作品をシェア

pagetop