恋じゃないと願うだけ
季節はもうすぐバレンタインデー。
旬君との付き合いも順調だった。
相変わらずキス止まりなあたし達。
それでもあたしは幸せだった。
旬君があたしを大切にしてくれているの嬉しかった。
男なんてヤリたいだけ…
なんて思っていた気持ちも、旬君の優しさに包まれてからは思わなくなった。
本当に旬君にはあたしのダークな部分をくつがえされる。
昔の自分に戻ったような…
純粋な心で人を思う気持ちを取り戻してもらえた。