恋じゃないと願うだけ






どれだけ探し回ったのだろうか…


夕日は沈みあたりはもう暗くなっていた。




頭の中ではエリナちゃんに言われた言葉がグルグル回る。




結香ちゃんに限ってそんな事あるわけない…


信じているのに時より襲ってくる不安に胸が痛む。


返信のない携帯を握る手に力がはいった。





もしかしたら家に居るのかもしれない。


そう思い自然と足は駅へと向かっていた。





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