恋じゃないと願うだけ
次の日、
前日に見た光景が頭から離れなかった。
間違いであってほしい。
相変わらず結香ちゃんからの連絡はない。
でも、何かあったのかもしれない。
直接結香ちゃんと話したい。
そう思った旬は結香ちゃんの家まで話しに行く事にした。
一歩間違えればストーカーかもしれない。
そう思ったが、話してみなければきっとマイナスな事ばかり考えてしまう。
だから、結香ちゃんと直接話したい気持ちでいっぱいだった。
そして帰り道。
駅へ向かう途中の事だった。
ふと、結香達の学校につながる歩道に目を向けた時だった。