恋じゃないと願うだけ






「あっ、結香!
あの人達カッコ良くない?」



「うんうん!かなり」





勇樹君の家に遊びに行ってから数日後。

相変わらずエリナの家に連泊していた。


結局柘君とは一言も話していない。



帰り際まで目も合わせようとしなかった柘君。



出来ればもう関わりたくないなぁ。




そして、今日もいつも通りエリナと繁華街をふらふら歩いていた。








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