恋じゃないと願うだけ






「あたし達も1年だよ
〇〇高校」




「マジで?
俺ら△△高校だよ!
近いね」




えっ、、、



その高校って。




武瑠の高校…



冬休み中だからか私服の高校生が多い繁華街。

普段だったら避けて通るのに…




「誰か知り合いでもいるの?」




一瞬にして嫌悪感を顔に出してしまった。





「あー…ちょっと…」



その言葉でいっぱいいっぱいだった。






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