【完】甘党ブラックコーヒー
家に帰りのんびりしていたら、
こんどは徹お兄ちゃんから電話がかかってきた。



「もしもし、愛利か?」


「も~、わたしの携帯に掛けてるのに
わたし以外が出るとでも?」


「出るわけ無いな!
ごめんごめん!」


「で?何の用?」


「あぁ、今からこっち来れるか?
ちょっと手伝ってくれ!」


「またぁ?」


「いいだろ?お礼に勉強教えるからさ!」


「はぁ・・・、
しょうがないな・・・」


わたしは徹お兄ちゃんの部屋に行き、
手伝いを終わらせて、宿題を手伝ってもらってた。


「・・・で、ここをこう?」


「そうそう!
やればできるじゃないか!」


「ありがと・・・」


徹お兄ちゃんは笑いながらコーヒーをすすった。


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