欠片

美波「まって!!!」


れいか「なによ…」

美波「私……たちを仲間にして」

れいか「はぁっ!?なにいってんの。
武器持ってても殺れない人とはむりよ」

美波「………殺れる」

れいか「そう……。ならいいわよ!」

嵐「まじかよ……」

美波「えっほんと!?いいの?」

れいか「いいのってアンタが言いだしたんでしょ」

美波「あっそうか!じゃあれいかちゃんよろしくね!」

れいか「はぁっ?れいかちゃん…?」

嵐「れいかちゃんだろ?」

れいか「はぁー…年上にちゃんづけなんてありえない」

美波「と…年上に…?私達大学生…だよ?」

れいか「そう。でも私はもう27よ?」

嵐「てっきり……俺」

美波「私……中学生かとおもっ……」

れいか「はぁ…なんでわかんないかしら、おかしいわねー。」

美波「れいか…さん?よろしくね!」

れいか「もういいわよ!れいかで!」

嵐「よろしくな!れいか!」

美波「よろしくぅー!!れーいーかーちゃぁぁあん!」

れいか「うわっ!なんなのよ!うざっ!」


わたし達には
この心細かった世界で
心強い仲間ができました
< 17 / 18 >

この作品をシェア

pagetop