佐伯くんを好きになった場合。



「舞那、佐伯くんのこと知ってるの?」



「そんなの当たり前よ!知ってるも何もこの学校の王子様よ!」



佐伯くんが……この学校の……オウジサマ?



「んんん?」



舞那の言っている意味が分からなくて、私は眉間に皺を寄せる。


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