手料理であなたの気持ちを鷲掴み


当日


待ち合わせした


「日奈子さん、副社長ありがとうございます」



「あれ?君の彼って丸岡だろ?このイケメン誰だ?」

「丸岡さんたよ、統さん」


「お前同期の顔忘れた?」


「もう少し、いやかなりこうだっただろ?」


「副社長、これも日奈子さんの料理のおかげ」

「歩美と並んで歩いたら、自信なくなったから、日奈子さんに頼んだんだ、痩せたいって健康診断で引っ掛かったからいい機会だと思ってな、お前こそ最近太ったか?」



「う うるせい、行くぞ」







店に入ると

予約してた個室に通された



女性陣

うっとりと

「綺麗・・・・落ち着くね」


「今からそうだと料理は倒れるんじゃないか?」




「私統さんと外食するって初めて、記念にするね」

「これからはちよくちよく行こうな、親父達をまかないといけないが、今日なんか、指くわえていじけてたからな」


「いや、社長さんって可愛い、そんな事聞いたら会社で思い出してしまう」







料理が来た


コース料理に舌づつみ

「美味しい・・・・」


やっぱり何でも美味しく食べてくれるから誘った俺も嬉しいってだらけた顔していた


「お前でもそういう顔できるんだな、同期に見せたい、やっぱり日奈子さんのおかげか?」


「あぁそうだよ、食べ物が美味しく感じられる事がこんなにも嬉しい事かと初めて思い知らされた」




やっぱり日奈子さんと一緒になりたい
これからもずっと
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